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2007年7月に作成された記事

2007年7月24日 (火)

Nano-ITXケースの按配

マザーボードのフォームファクターについて調べていたらNano-ITXのマシンが欲しくなり、ベアボーンキット「Square Zero 10000」を買ってしまいました。

Front

世界最小クラス(幅160mm × 奥行き163mm×高さ82.5mm)の「手のひらサイズ」とラベルに書いてあるとおり、 片手で掴めます(但し私は手がデカいほう)。

Hand_2 この小ささは、カーオーディオの2DINサイズを幅・高さとも2cm縮めたぐらい……と言っても車を運転する人にしか通じませんね。要するに、Mac Miniを3cmほど厚くしたサイズです。

ということは、近ごろ評判のMP965-D(AOpen)と比べても3cm強厚いわけで、あちらはCentrino Duo(Santa Rosa)ベースで松下のスロットイン式スーパーマルチドライブ標準搭載とか言われると、なんだか旗色の悪いSquare Zero君ですが、仔細に見ると両者のコンセプトはまったく異なることが判ります。

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2007年7月11日 (水)

九八式射撃照準器(その2)

九八式射撃照準器の後編です。
光像式照準器の仕組や調整法を知りたくて、やさしい文献を探したのですが、まとまったものが見当たりません。仕方がないのでWebや書籍の記述を手掛かりに、とつおいつ自分でイメージを構成してみることにしました。
なにぶん自然科学の素養ゼロ、光学機材の知識ゼロの人間の脳内スクリーンに結ばれる像ですから、とんでもない勘違いがあるかもしれません。

Target

照準の原理
どこかのWebサイトで九八式照準器の評価を読んでいたら「ガラス板に照準環を映すだけの幼稚なもの」とあり、そんなはずはなかろうと思ったのが、これを書いたきっかけです。光像環が「ただの影絵」なら鉄の照門と変わらないので、わざわざ光の輪を映すまでもありません。それに光の輪だけでは照星がないライフルと同じで、そもそも照準できないでしょう。

Sight_fig_a_1 ←クリックで図を拡大

これは玩具のエアガンでも撃ってみればすぐ判ることですが、エアガンのないご家庭も多いでしょうから小銃射撃の様子を絵にしてみました。小銃射撃では、こんなふうに照準をつけます。

標的が銃身の延長線上にあり銃弾がどこまでも直進するなら、弾は必ず標的に命中します。そのとき、標的・照星・照門の3点は一線に並んでいるはずです。実際の銃弾は重力の影響で落下するため、銃身は照準線に対して僅かに上向きとなり、その角度は標的が遠いほど大きくなります。

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2007年7月10日 (火)

九八式射撃照準器(その1)

今回はアキバと直接には関係ないんですが(じゃ、ただのノイズ?)、メカ好きの人やコンバット系のフライトシミュレータが好きな人には興味を持っていただけそうな話です。
ほかの媒体に書いた記事がプロジェクトの延期で眠っていたので、古くならないうちに一部でも公開しておこうかとショートバージョンにまとめたものです。
それでも長いので、前・後編に分けてアップします。

Long

Lookdown_f

何の写真だか判りますか? 旧海軍の戦闘機用照準器の模型で「九八式射撃照準器(1/3スケール)」といいます。制作・販売元は美濃加茂市のマツ・モデルデザイン。もともと同社は照準器の1/1シリーズで定評があり、博物館の復元機にも何件か装備されています。
原寸大のほうが10万5000円で1/3スケールは8300円。私が買ったときは7800円でしたが、今年の初め頃に価格が改定されたようです。値上げより怖いのは生産終了ですから、欲しい人はすぐ買っておきましょう。

名前の不思議
こういうものの総称が「OPL照準器」だと思っていた人はいませんか? その件は今回の主題に関係するので後ほど触れるとして、名称については「射撃照準器か射爆照準器か」も資料によってバラつきがあります。

航空照準器には射撃用と爆撃用があり、レティクル(照準目盛)のパターンを交換することで両方に対応できたものを射爆照準器と呼んだようです。射撃用のレティクルは同心円で、爆撃用は方眼です。九八式の場合は射撃用を一型、急降下爆撃(艦爆)用を二型として区別したという記述もあります。

しかし、どちらも「射爆」では一型・二型といわれても混乱は避けられませんよね。
一説では、それぞれの制式名は九八式一型射撃照準器・同ニ型爆撃照準器で、それらの総称が九八式射爆照準器だといいます。う~ん、だったら一型・二型は付けないほうがいいでしょう……。真相はともかく、模型の商品名を「射撃照準器」としているのは適切だと思います。

さて、上に書いたOPL照準器です。私が子供の頃に読んだ零戦の本にも、そう書かれていました。なぜOPLなのか、そもそもOPLとは何なのか? その答えは、九八式射爆照準器(以下九八式照準器)誕生の前史にありました。

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2007年7月 6日 (金)

ミニモニター・変幻自在

小さい物に魅力を感じる人は多いようで、人間の共通心理を扱った本などには蒐集癖と並んでよく取り上げられています。
私の場合は精巧な物でさえあればデカくてかまわないんですが、機能が似たようなものなら小さい物のほうが技術の集積度が高い蓋然性があるですよ。それで、相対的に小さめのものが集まってしまうだけだと自分では思っています。

だから、モバイル物や模型に惹かれる人というのも、いわゆるミニチュア愛好家とは系列が違うと思いますけど、その話は措いといて、さっさと本題に入ります。
第1回でご紹介したミニキーボードに組み合わせる極小モニターのお話。滅多に操作しない自宅サーバーのコンソールなので、ひたすら小さくて可愛いけど機能は一人前(ここが肝心)が選択の指針です。

店頭でも通販でも、車載対応やテレビ兼用のモニターはすぐ見つかります。
「そのほうが便利じゃん」
「うん」
で片付いたらよかったのですが……、
よくある車載用の7インチワイド液晶は、ダッシュボードに固定する鉄のスタンドしか付いていないし本体色もシルバーかガンメタで、どうもリビング向きではありません。パールホワイトのキーボードにもミスマッチ。

見て呉れよりも、わたし的にNGなのが、実は16:9のワイド画面です。
10インチ以下のモニターは、たいていディザリング処理によって、縦480ピクセル程度の液晶で擬似高解像度(1024×768相当)を実現しています。16:9で仮に縦が480なら、横は800ピクセルになりますよね。だったら、PCのほうに800×480や1280×768といったビデオモードがないと、せっかくワイドモニターでも640×480(4:3)しか使えないんじゃないの? ということです。

実際に、ある7インチワイドモニターのカタログを見ると「有効画素数:800×480、最大解像度:1024×768(ディザリングによる)」となっています。もしビデオカードが1280×768などに対応していても、モニターの入力レンジ外なのでしょう。要するにワイド画面はカーナビやDVD再生でしか意味がないわけです。
※もっとも、ワイド画面の7インチ(対角線)で縦768を表示すること自体に無理があるような気がします。

テレビ兼用タイプのほうは、そもそもアナログRGB(15ピンD-Sub)をサポートしていないものが多くて問題外。
それでWebを検索しまくって辿り着いたのがこれです。CASTRADEという会社の8インチモニター「CL-D8000TP」で、パールホワイトのほかにパールブラックがあります。

Long1

キーボードやマウスも小さいので、左右205mmのモニターも写真では普通の大きさに見えてしまいますね。物差し代わりのDS Liteでスケール感覚を補正してください。
3色のプラグはAV入力で、電源も含めてすべてのケーブルがミニD-Subコネクタから分岐しています。

Gamen_edited1
クリックで画面を拡大

擬似1024×768の画質は「それなり」ですが、このモニターの最大の売りは精細度なんかではなく、

Touch

タッチパネルを搭載しているため、その気になればキーボードもマウスも撤去できることなのです(写真のスタイラスとブウ様は付属品ではありません)。スタンドは2か所でチルトし、高さと角度を自由に設定できます。私はタッチパネル要らないんですけど、

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